【かんぽ生命保険(7181)高齢者とトラブル?】不適切契約の疑いで株価への影響は?

かんぽ生命保険 高齢者とトラブル

かんぽ生命保険(7181)が顧客の不利益になるような保険の乗り換え契約をした疑いがあると報道されています。

苦情内容(報道内容)

このような苦情による、かんぽ生命保険(7181)の株価への影響はあるでしょうか?

株価が暴落しないか心配です。

このような質問にお答えします。

本記事では

かんぽ生命保険(7181)について

・高齢者と不適切契約とは?

・株価とチャートは?

・業績推移は?

・配当金、配当利回りは?

・不適切契約の疑い?株価への影響は?

について解説しています。

かんぽ生命保険(7181) 高齢者と不適切契約とは?

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今回、報道されているかんぽ生命保険(7181)の不適切契約とは、どのようなものなのでしょうか?

報道されている内容では

かんぽ生命保険と契約を結んでいる高齢者に対して、それまで契約していた保険を解約させて、不利益となる保険に契約させたという疑いがある

とされています。

なぜ、このようなことをするのでしょうか?

また、なぜ高齢者に対してなのでしょうか?

昔から『郵便局』は、とても安全で安心のイメージがありますよね。若者はそうでもないかもしれませんが、高齢者からすると、今でも『郵便局』に対しては信頼が高いようなのです。その信頼感があるがゆえに、新しい商品を勧められると、じゃあ、そっちに乗り換えようかな?なんてなったりするのかもしれません。

契約内容は、ちょっとわかりずらかったりしますよね。でも対面で相手が『郵便局員』であれば、安心かなという気持ちで、言われるがままに解約して、新たな保険を契約した。

このような流れで一連の不適切契約が発生し、トラブルへ発展している疑いがあるとのことなのです。

よ~く考えてみて下さい。

もしこれが本当であれば、とても怖いと思いませんか?

最も信頼できる『郵便局』や『郵便局員』がもはや、信頼を逆手に取っているということになりますよね。

もしこのような不適切契約が本当だとすれば、本当だとすればですよ。なぜ、このように顧客に不利益となるような契約を勧めるのでしょうか?

だいたい想像が付きますよね。

過剰なノルマ!

過剰なノルマじゃないでしょうか!

小泉内閣時代の郵政民営化により、『郵便局』は利益を追求する企業へと変貌したのです。しかし、もともと『郵便局員』は公務員であったため、売上高や利益を追求することには不慣れなわけですよね。でもノルマがあるから無理をした契約を取りに行く!っていうこともあるのかもしれません。

あくまでも想像ですが、年末になるとスーパーの出入り口付近で年賀状を売ることに必死になっている『郵便局員』を見ると、ノルマがあるんだろうな・・・、なんて思ったりします。

何事にもトラブルには原因がありますからね・・・



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かんぽ生命保険(7181) 株価とチャートは?

かんぽ生命保険 株価とチャート

かんぽ生命保険(7181)の株価とチャートを確認してみます。

株価:2037円(2019年6月26日終値)

報道があったのは昨日ですが、前日比+30高で取引を終了しています。

上場来のチャートを確認すると株価2000円付近が底値になっています。これ以上は下がりずらいのでしょうか?

他の指標を確認してみます。

かんぽ生命保険(7181) 業績推移は?

かんぽ生命保険(7181) 業績推移

かんぽ生命保険(7181)の

業績推移を確認してみました。

年度 経常収支(百万円) 純利益(百万円)
2015年3月 10,169,241 81,323
2016年3月 9,605,743 84,897
2017年3月 8,659,444 88,596
2018年3月 7,952,951 104,487
2019年3月 7,916,655 120,480
2020年3月(予) 7,180,000 93,000

かんぽ生命保険(7181)の経常収支は、じりじりと右肩下がりになっています。それでも7兆円を超える経常収支となっています。

顧客離れがじりじり進んでいるものの、高齢者からの信頼が厚いことや、給与振込、電気代、ガス代の引き落とし等として昔から利用している人が多いことなどもありこのような収支額になっているのではないかと考えています。

それでも顧客離れは深刻な問題で、どうにか顧客を食い止めたいと考えているのではないでしょうか。



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かんぽ生命保険(7181) 配当金、配当利回りは?

かんぽ生命保険(7181)の 配当金、配当利回り

かんぽ生命保険(7181)の

配当金、配当利回りを確認してみました。

年度 1株利益(円) 1株配当(円)
2015年3月 135.5 40.9
2016年3月 141.5 56
2017年3月 147.7 60
2018年3月 174.2 68
2019年3月 200.9 72
2020年3月(予) 165.4 76

配当金をみると、増配銘柄であることが確認できました。

配当性向は50%以下なので、まだ増配できる余裕はあります。

配当利回りは

株価:2037円(2019年6月26日終値)

配当金:76円(2020年3月予想)

で計算すると

配当利回り:3.7%

なるほど!

かんぽ生命保険(7181)は、配当利回りが3.7%と高配当な上に増配が期待できる銘柄であるため、株価2000円付近が底値となっていると考えます。

かんぽ生命保険(7181) 財務状況は?

かんぽ生命保険(7181)の 財務状況

かんぽ生命保険(7181)の

財務状況を確認してみました。

<楽天証券より引用>

財務<19.3> 百万円
自己資本比率 2.9%
利益剰余金 675,526
有利子負債

自己資本比率が2.9%と異様に低いですが、事業内容が金融業なので顧客からお金を預けてもらうことになるので、自己資本比率が低いことは特に心配ありません。

利益剰余金は6000億円を超えており、現時点で財務的に問題ないかと思います。ただ経常収支が毎年右肩下がりなので今後利益を積み上げることができるかどうか?という所を注視しておくべきでしょう。

かんぽ生命保険(7181)不適切契約の疑い?株価への影響は?

かんぽ生命保険(7181)の不適切契約の疑いにより、株価はどうなるの?

投資家としては、気になるところだと思います。

株価と各指標を確認した感じだと、ひとまずは株価2000円付近を底値として推移するのではないかと考えています。

しかし一連の報道に信憑性が増してくるなど過熱してくると、最近の日本株の傾向からすると配当利回り5%(株価1520円)付近まで下げる可能性は考えておいたほうがよいでしょう。



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