子供の性格って、色々ですよね。
元気よくごあいさつできる子もいれば、恥ずかしくてモジモジしちゃったり、泣き出しちゃう子も。
今回は、恥ずかしがり屋の子供さん・ご家族にぴったりの絵本を紹介します!
『はずかしがりやの しろうさちゃん』
田島かおり作・絵。
夏休み、しろうちゃんは、お姉ちゃんとお母さんと一緒に海辺の村のおばあちゃんの家にやってきました。
でも、大好きなおばあちゃんからも、おいしそうなごちそうからも隠れてしまいます。
恥ずかしいから…。
おばあちゃんは、小さなお店をやっていて、お店の中を見て回りたい、しろうさちゃんはどこか隠れるところを探します。
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入園前に、この絵本を何回も読みました。
明るく元気に、しっかり話せる子供のほうが、一般的に理想の子供像になっている気がします。
そうじゃなくてもいいんだよ、ゆっくり慣れていこうね
この絵本は、子供にも大人にもそれを優しく教えてくれました。
作者の田島かおりさんも、幼いころ、恥ずかしがり屋だったそうです。
優しい丁寧な絵と、しろうさちゃんを見守るおばあちゃんの優しい姿。
後書きで、作者が書かれているように、おばあちゃんも幼いころ恥ずかしがり屋だったのかもしれません。
とても温かい気持ちになれる絵本です。
『しろうさちゃんとおねえちゃんのかえりみち』
『はずかしがりやのしろうさちゃん』の続編です。
今度は、おねえちゃんとしろうさちゃんの姉妹のお話です。
しろうさちゃんは、町で、しりあいのおじさんやおばさんにあっても、すぐにかくれてしまいます。
「もう!そんなにくっつかないでよね!」おねえちゃんのうさうさちゃんにしかられて、かくれるところがなくなったしろうさちゃん。
どうしよう…その時あるものを見つけて…。
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前作と同じで、優しい丁寧な絵で、隠し絵遊びも楽しめます。
しろうさちゃんとおねえちゃんの表情がどんどん変わっていく所も可愛らしいです。
しろうさちゃんが知り合いの人に、自分から話しかけて、その後 かくれちゃうシーンがあるのですが、それをフォローして話してくれるのが おねえちゃん。
子供に似ている所もあり、ほほえましく思いました。
最後に
恥ずかしがり屋さんには、もちろん そうでない子、大人にもおすすめします。
温かい気持ちになれますよ!