妻のおすすめ絵本 読み聞かせにおすすめ!『方言が面白い絵本』

方言が使われている絵本、面白いですね~。

子供たちへの読み聞かせで、いつも笑ってくれて こちらも楽しくなります。

我が家で人気の方言絵本、紹介します!

にゃんことわんことあかずきんちゃんとびっくりたまごとオオカミ、そんでもっておばあちゃんのタンス

作者が、フォックス・ダイアン、 フォックス・クリスチャン、 訳者が あおきひろえ、長谷川義史。 なんと、作者・訳者ともにご夫婦同士がなさっている絵本です。

赤ずきんのお話をするにゃんこに、わんこがひたすらツッコミ(?)を入れ、お話は しっちゃかめっちゃかに…。

にゃんことわんこの掛け合いが、夫婦漫才みたい!
大阪弁がイキイキしています。

ウチでは、わんこが話すたびに子供が笑い、最後の最後まで笑っていました。

長い題名ですが、ラストまで読むとぴったりの題名だと、きっと思うことになるでしょう。



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どこいったん・ちがうねん・みつけてん ぼうしシリーズ絵本

ジョン・クラッセン作、長谷川義史訳のぼうしシリーズ3作です。

独特の絵と大阪弁がマッチしていて、面白いです。

『どこいったん』は、ぼうしをなくして探すクマ、『ちがうねん』は、ぼうしをとった魚、『みつけてん』は、ぼうしを見つけたふたりづれのカメのお話。

『どこいったん』・『ちがうねん』は ややブラックな内容かも。

どんなに欲しくても、悪いことをしたら…逃げ切ることはできないよ って事でしょうか。

ちょっと怖いけれど、大阪弁と絵が面白く、子供は笑って聞いてくれましたが、ラストでは、真顔になっていました。「どうなったの?」と考えているようです。

『みつけてん』は、前2作のような展開を期待して読みましたが、いい意味で想像と違いました。ほのぼのしています。子供に読み聞かせるのに安心できる内容でした。



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サンカクさん

マック・バーネット作、ジョン・クラッセン絵、長谷川義史訳。

ジョン・クラッセン・長谷川義史の、名コンビ絵本。

ページを開くと、

あるひ サンカクさん どっかいきよる

「シカクに わるさ しにいくねん」

もう、最初から大阪弁で攻めてきます。

サンカクさんがシカクさんに イタズラをしに シカクさんの家に向かう…

でも、お話はそれだけでは終わらないのです。

是非、読んでいただきたいです。

独特の絵・間・大阪弁。

子供が最初から声を出して笑ってくれました。

シカクさんやマルさんなど、続編も製作中だそうです!



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ぼちぼちいこか

マイク・セイラー作、ロバート・グロスナン イラスト 今江祥智訳。

かばくんがいろんな仕事に挑戦します。「これはどうやろ」「なれるやろか」と。

でも、「どうもこうもあらへん」「なれへんかったわ」とうまくいかず…。

英語では全て「No.」のところを、大阪弁で面白く、温かさを感じる訳になっています。

子供は、1ページ1ページ大笑い。何回読んでも、笑ってくれます。

かばくん、どの仕事も一生懸命に取り組んでいます。

ラスト、子供だけでなく大人にも響くものがあると思います。

疲れているときに読んだら、大人もほっとするかもしれません。



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じごくのそうべえ

作絵 田島征彦。上方落語「地獄八景亡者戯」を題材にした落語絵本です。

軽業師そうべえが綱渡り中に落ちて死んでしまいます。えんま大王に地獄行きにされ、山伏・歯医者・医者と4人そろって地獄めぐり…。

関西弁が面白く、最後のオチまで素晴らしいです。

絵にも話にも勢いと迫力があって、普段かわいい絵を好みやすい次女も釘付けになって、集中して聞いてくれました。

うん○、おけ○、おな○、子供が大好きなワードが出てきて、子供たちは大笑い。でも、そこまで下品に感じないのはお話がしっかりしているからでしょうか。

読み聞かせすると、結構疲れますが、大人も楽しめます。男の人が読むと より迫力がありおもしろいかも!



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番外編   絵本ではなく、児童書ですが…

『江戸っ子しげぞう』1~3巻

本田 久作 作、 杉﨑 貴史 絵

小学3年生のしげぞうは、ひいおじいさんの重吉さんとふたり暮らし。重吉さんはチャキチャキの江戸っ子なので、いっしょに暮らすしげぞうも江戸弁をあやつる立派な江戸っ子です。そんなしげぞうが、家で、学校で、巻き起こす笑いあり涙ありのドタバタ劇!

子供に読み聞かせると、よく笑ってくれます。しげぞうや、しげぞうの周りの人もユニークで優しいです。

しげぞうは訳あってお母さんと別々に暮らしています。そのお母さんのため、しげぞうは毎日太陽におがみます。「オッカサンが今日も一日元気でいますように」と。



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読んでいると大人も笑ったり、涙したり。

一言でいえば、人情たっぷり!とても温かい気持ちになれる児童書です。

普段児童書をあまり読まない、我が家の子供でも「しげぞうー読んで!」と大人気です。

最後に

ほぼ大阪弁のものの紹介になってしまいましたが、どの本も面白い・笑えると思います。

本屋・図書館などで、またチェックしてみてください!


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