三菱商事(8058)はウォーレン・バフェットが購入した5大商社の中の1社です。減配なし、累進配当政策を公表しています。株の購入を検討していますが、三菱商事(8058)の株の購入タイミング、買い時を教えて下さい。
このような質問にお答えします。
本記事では
三菱商事(8058)の
・株の買い時は?
・事業内容と業績推移は?
・株価チャート、株価推移は?
・配当金、配当利回りは?
・財務状況は?
・PER、PBRの指標面は?
・配当利回りと株の買い時は?
について解説しています。
三菱商事(8058)【株の買い時は?】
三菱商事(8058)の株の買い時は
☞ 配当利回り4%以上
☞ 4年~5年に1度の下落の底値で!
順に詳細を深堀していきましょう。
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三菱商事(8058)【事業内容と業績推移は?】
【事業内容】
三菱商事(8058)の事業内容は総合商社として国内外で製造、売買などを行っています。主な事業内容は下記です。
事業内容 | 詳細内容 |
天然ガス | 北米、東南アジア、豪州、ロシアなどで天然ガス・原油の開発・生産事業、液化天然ガス(LNG)事業等を行っています。 |
総合素材 | 自動車・モビリティや建設・インフラ等の対面業界において、鉄鋼製品、硅砂、セメント・生コン、炭素材、塩ビ・化成品等、多岐にわたる素材の販売取引、事業投資、事業開発を行っています。 |
石油・化学 | 原油、石油製品、LPG、エチレン、メタノール、塩、アンモニア、プラスチック、肥料等、幅広い石油・化学関連分野において、販売取引、事業開発、投資等を行っています。 |
金属資源 | 原料炭、銅、鉄鉱石、アルミといった金属資源への投資・開発等を通じて事業経営に携わるとともに、グローバルネットワークを通じた鉄鋼原料、非鉄原料・製品における質の高いサービスや機能を活かし、供給体制を強化しています。 |
産業インフラ | エネルギーインフラ、産業プラント、建設機械、工作機械、農業機械、エレベーター、エスカレーター、ファシリティマネジメント、船舶、宇宙航空関連機器等、幅広い分野における事業及び関連する取引等を行っています。 |
自動車・モビリティ | 乗用車・商用車の販売や販売金融を中心に、生産、アフターサービスも含め一連のバリューチェーン事業に深く関与しています。また、ヒトやモノの移動に関する課題を解決するモビリティ関連事業に取り組んでいます。 |
食品産業 | 食糧、生鮮品、生活消費財、食品素材等の「食」に関わる分野で、原料の生産・調達から製品製造に至るまでの幅広い領域において、販売取引、事業開発等を行っています。 |
コンシュマー産業 | 小売・流通、物流、ヘルスケア、衣料、タイヤほかの各領域において、商品・サービスの提供、事業開発等を行っています。 |
電力ソリューション | 国内外の産業の基盤である電力・水関連事業における幅広い分野に取り組んでいます。具体的には、発・送電事業、電力トレーディング、電力小売事業等に加え、リチウムイオン電池の製造や、分散電源事業等の電池サービス事業、水素エネルギー開発等を行っています。 |
複合都市開発 | 都市開発・不動産、企業投資、リース、インフラ等の分野において、開発事業、運用・運営を行っています。 |
【業績推移】
三菱商事(8058)の
業績推移を確認してみました。
年 | 営業利益(兆) | 純利益(兆) | 1株利益(円) |
2010 | 1871 | 0.28 | 162.5 |
2011 | 3253 | 0.46 | 273.7 |
2012 | 2776 | 0.45 | 273.5 |
2013 | 1690 | 0.32 | 195.6 |
2014 | 2331 | 0.36 | 219.3 |
2015 | 2111 | 0.40 | 246.3 |
2016 | 829 | -0.15 | -93.6 |
2017 | 3960 | 0.44 | 277.7 |
2018 | 4994 | 0.56 | 353.2 |
2019 | 5845 | 0.59 | 372.3 |
2020 | 3579 | 0.54 | 348.5 |
2021 | 2074 | 0.17 | 116.8 |
2022 | 7187 | 0.94 | 635.0 |
三菱商事(8058)の業績は好調、不調の波があります。直近は好調です。
三菱商事(8058)【株価チャート、株価推移は?】
【10年チャート】
三菱商事(8058)の10年チャートで株価推移を確認してみました。
10年チャートで確認すると、上昇の波、下落の波を2~3年毎に繰り返しながらゆったりと上昇しています。直近では株価4000円~4800円付近のレンジ相場になりそうな値動きです。
業績に連動し、好調、不調の波があるように見えます。
【30年チャート】
30年チャートで確認すると、株価の上昇、下落の波が、10年チャートよりわかりやすいと思います。三菱商事(8058)は、近年、バフェットが買っていることもあり、買いが集まっている状態であると思います。
・業績には波がある!
・株価も上昇、下落の波がある!
三菱商事(8058)【配当金、配当利回りは?】
三菱商事(8058)の
配当金、配当性向を確認してみました。
【配当金と配当性向推移】
年 | 1株配当(円) | 配当性向(%) | 配当利回り(%) |
2010 | 38 | 19.6 | 1.55 |
2011 | 65 | 16.6 | 2.82 |
2012 | 65 | 25.8 | 3.39 |
2013 | 55 | 25.2 | 3.16 |
2014 | 68 | 25.2 | 3.55 |
2015 | 70 | 28.4 | 2.89 |
2016 | 50 | 赤字 | 2.62 |
2017 | 80 | 28.8 | 3.33 |
2018 | 110 | 31.1 | 3.84 |
2019 | 125 | 33.6 | 4.07 |
2020 | 132 | 37.9 | 5.76 |
2021 | 134 | 114.7 | 4.28 |
2022 | 150 | 23.6 | 3.26 |
三菱商事(8058)は、過去には減配がありましたが、現在では、累進配当政策を公表している数少ない貴重な銘柄です。
累進配当政策とは?
☞ 減配せず、配当を維持、もしくは利益成長に合わせて増配する配当方針のこと。
三菱商事(8058)の株主還元方針は以下です。
株主還元方針
- 持続的な利益成長に応じて増配を行う累進配当
- 30~40%程度の総還元性向を目処とした株主還元
- 自社株買いは財務規律の下で機動的に実施
【配当利回り】
配当利回り:1.5%~6%程度
2020年、コロナショック時には配当利回りが大きく上昇しました。
三菱商事(8058)は、
配当利回り4%以上で買いを検討したいです。
減配なし累進配当なので、配当利回り4%以上で買付し、長期保有することで、ザクザク配当金をもらう戦略が有効かもしれません。
注意点としては、業績は決っして安定しているとは言えないので、株主還元方針を変更した場合は、買い時戦略も変更する必要があります。
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三菱商事(8058)【財務状況は?】
三菱商事(8058)の
財務状況を確認してみました。
【財務状況】
年 | 純資産(兆) | 利益剰余金(兆) | 有利子負債(兆) |
2013 | 4.5 | – | – |
2014 | 5.5 | – | – |
2015 | 6.0 | – | – |
2016 | 5.0 | – | – |
2017 | 5.7 | – | – |
2018 | 6.2 | 3.9 | 4.9 |
2019 | 6.6 | 4.3 | 5.3 |
2020 | 6.2 | 4.6 | 7.2 |
2021 | 6.5 | 4.4 | 7.1 |
2022 | 7.8 | 5.2 | 7.2 |
三菱商事(8058)は、利益剰余金よりも有利子負債が多く、ある程度リスクのある経営をしています。
三菱商事(8058)【PER、PBRの指標面は?】
三菱商事(8058)のPER、PBRの推移を確認してみました。
年 | PER(倍) | PBR(倍) |
2010/3 | 15.0 | 1.42 |
2011/3 | 8.4 | 1.21 |
2012/3 | 7.0 | 0.84 |
2013/3 | 8.9 | 0.64 |
2014/3 | 8.7 | 0.62 |
2015/3 | 9.8 | 0.70 |
2016/3 | 赤字 | 0.66 |
2017/3 | 8.6 | 0.78 |
2018/3 | 8.1 | 0.85 |
2019/3 | 8.2 | 0.86 |
2020/3 | 6.5 | 0.65 |
2021/3 | 26.7 | 0.82 |
2022/3 | 7.2 | 0.99 |
PER:6~10程度
PBR:0.6~1程度
PER、PBRともに割安です。
減配なし、累進配当政策が継続されるのであれば、納得できる配当利回りで買付し長期保有する戦略が有効かもしれません。
三菱商事(8058)【配当利回りと株の買い時は?】
三菱商事(8058)の株の買い時は、配当利回り4%以上だと思います。10年チャート推移から、株価上昇、下落の波がわかりやすい銘柄だと思います。4年~5年に1度の下落の底付近で買う戦略が有効かもしれません。
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