絵本って、大人が読んでも面白いもの多いと思います。
その中から、不思議な魅力のある絵本『きょうはマラカスのひ』紹介させてください！
『きょうはマラカスのひ』
樋勝朋巳 文・絵。
2014年度にほん絵本大賞の大賞に選ばれた絵本です。日本傑作絵本シリーズの一冊。
クネクネさんは、お友だちのパーマさんとフワフワさんと、マラカスの新しいリズムの発表会を開きます。
クネクネさんは、新しいリズムで二人を驚かそうと大張り切り!
いよいよクネクネさんの演奏が始まりました。ところが足がからまって…！！
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表紙に描かれているのが、クネクネさんです。もう、表紙からして不思議な魅力があります。
お話を読むとわかるのですが、クネクネさんは、お友達を自宅に迎えるにしても、マラカスの練習にしても一生懸命です。
だから、読後に表紙を見ると、私たち読者に『初めまして。楽しんでくれたら嬉しいです』なんて上品に微笑んでる気がしてきます。クネクネさんが、何の動物なのか、なぜタイツなのか、パーマさんとフワフワさんも何者なのか、全くわかりません。
でも、わからないながらも『お友達をもてなす心』『悲しい心』『頑張る心』『優しい心』などなど、私たちが「わかる！」点があるので、共感できる、そんな1冊です。
しかし、一番の魅力は何と言っても、キャラクターの見た目と、リズム発表会！！
「チャチャ ウー、チャチャ ウー」と動きのある難しい踊りをするクネクネさん。
読んでいると、子供も笑いだします。
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フワフワさんの踊りは…読んでいた時「えっ！？」と、驚いてしまいました。
最後は、クネクネさんと一緒に休みたくなるような、ホッとした気持ちになりました。
言葉が面白いので、未就園児～大人まで幅広い世代で楽しめると思います。
『きょうはマラカスのひ』には続編があります！
続編もあわせて紹介させて下さいな！
『フワフワさんはけいとやさん』
フワフワさんは毛糸屋さんです。毛糸を売るだけでなく、注文を受けて編み物をしたり、編み物教室の先生をしたりしています。
今日は編み物教室の日で、お友達のクネクネさんとブティックシマさんに教えます。そこへ、帽子を注文したおくさんが受け取りにきました。でも、帽子が…！！
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前回出てきたフワフワさんが主人公です。
『きょうはマラカスのひ』に比べると、穏やかな印象を受けます。（でも、しっかり笑える部分もあります。）
フワフワさんは見た目と同じように、優しくフワフワしています。でも、毛糸屋さんとして、しっかりお仕事しています。
失敗してしまった時どうするか、失敗してしまった お友達を見た時どうするのか。前作と同じで、共感できる点があり、最後はホッとした気持ちになると思います。
クネクネさんシリーズ第3弾もあります！
『きょうはパーティーのひ』
クネクネさんは、ブティックしまさんのお店の7周年パーティーに行くことになりました。しかし行く途中、様々なことが起こり…。
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『きょうはマラカスのひ』のクネクネさんが主人公です。
クネクネさんの職業もわかるのですが、1冊目から読んでいると「だからか～」なんて頷けます。
ブティックしまさんのお店になかなかつけないクネクネさん。
子供も、2回ほど声を上げて笑ってしまう所がありました。
フワフワさんの、アレが転がるシーンがあるのですが、下はどうなっているのでしょうか…。
最後に
2018年7月現在、3冊しか出ていませんが、第4弾 楽しみに待ち続けたいです。
普段、読み聞かせしても座って聞いてくれないお子さんにも、『きょうはマラカスのひ』はリズムが面白いので、おすすめしたいです。
クネクネさんと一緒に踊っても楽しいかもしれませんよ♪