1年を締めくくる最後の月
【師走(しわす,しはす)】
そして
1年を締めくくる最後の日
【大晦日(おおみそか)】
【師走】や【大晦日】には
どんな意味があるのでしょうか?
今回は、
師走と大晦日の漢字の意味や語源の由来を確認してみました。
【師走(しわす)】漢字の意味や語源の由来
師走(しわす、しはす)
語源:
実は、正確にはよくわかっていません。
12月は、『師』が忙しくて『走』り回るという説が有力です。
他には、12月は1年の最後の月で今年中に全部為し遂げる『為果つ(しはつ)』が語源になっているという説もあります。
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【大晦日(おおみそか)】漢字の意味や語源の由来
大晦日(おおみそか)
語源:
晦日(みそか)は、もともと『三十日(みそか)』と書いて『月の30番目の日』という意味でした。
大晦日(おおみそか)は、1年の最後の月の最後の日ということで、『大』が付けられたと言われています。
『晦』という漢字は、『月が隠れる』を意味します。
太陽暦で15日が満月とされ、月はその後、日に日に欠けていき最後には見えなくなる。つまり『月が隠れる』ということに由来します。
また大晦日は、『おおつごもり』とも読みます。
これは、月隠り(つきごもり)が転じて、読まれるようになりました。
以上のことから
大晦日の『晦』は月が隠れるという意味があったのです。