今回は、株式投資において
『買ってはいけない株』
について考えてみたいと思います。
みなさん!
パイオニアって知ってますよね。
超有名な会社なので、若者から年配の方まで知らない人はいないのではないでしょうか。
そのパイオニアですが
『上場廃止』という開示情報を出したのです!
えっ!
って感じしませんか!?
『上場廃止』ですよ!
何だかんだ言っても
パイオニアですよ!
パイオニア!
ん~。
まあ、言っても仕方ないのですが
私も株主なんですよね・・・
今回は
パイオニア上場廃止から学ぶ
『買ってはいけない株』
について考察してみたいと思います。
パイオニア【会社概要】
パイオニアの会社概要について、まとめてみました。
社名 | パイオニア株式会社 |
本社 | 東京都文京区 |
株式市場 | 東証1部 |
設立 | 1947年 |
事業内容 | 車載用音響機器およびPC用光学ドライブの製造販売 |
主要株主 | 三菱電機、NTTドコモなど |
資本金 | 917億31百万円(2015年3月31日現在) |
売上高 | 3654億17百万円(2018年3月期) |
従業員数 | 16798名(2018年3月末) |
上場廃止 | 2019年3月末までに上場廃止となる見通し |
パイオニア【上場廃止!?】
パイオニアは、2019年3月末までに上場廃止となる見通しとなっています。
上場廃止という開示情報には
とてもびっくりさせられました!
超有名なメーカーがなぜ上場廃止に追い込まれたのでしょうか?
前兆はあったのでしょうか?
純利益推移に注目!
パイオニアの純利益推移に注目してみました。
純利益とは、名称のとおり、経費などを引いて、最終的に会社に残った利益のことです。
つまり、儲けているかどうかを知ることができます。
パイオニア純利益 最近10年(単位:百万円)
2009年 | -130529 |
2010年 | -58276 |
2011年 | 10350 |
2012年 | 3670 |
2013年 | -19552 |
2014年 | 531 |
2015年 | 14632 |
2016年 | 731 |
2017年 | -5054 |
2018年 | -7123 |
パイオニアからわかったこと
- 純利益が赤字の年が多く儲かっていない
- 純利益の推移が安定していない
- 直近2年が赤字
この3点が確認できました。
1つ目は
単純に儲かっていないということです。儲かるどころか10年間のトータルで赤字です。
2つ目は
儲けが安定していないことです。事業にお金を投資したことで、赤字になって翌年から少しづつ儲けが出るようなら希望が持てますが、そんな感じでもありません。キャッシュフローが安定していません。
3つ目は
直近2年が赤字ということです。これが上場廃止の決め手かもしれません。会社として事業再建のため、いろいろやってきたけど、最終的に事業として上手く軌道に乗らなかったという結論になります。
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【パイオニア上場廃止に学ぶ】買ってはいけない株
パイオニアの上場廃止から学べることが3つありました。
パイオニアからわかったこと
- 純利益が赤字の年が多く儲かっていない
- 純利益の推移が安定していない
- 直近2年が赤字
この3点が当てはまる株は買ってはいけないと考えましょう。
買っていはいけない株、3点のチェック項目をみると、とても簡単なことに見えます。
本当は、単純なことなのです。
普段ならそう考えるでしょう。
ところが、パイオニアは株式投資の某雑誌で横綱銘柄として紹介されました。
すると、どうでしょう?
と考えて株を買った人もいるかもしれません。
と考えてもおかしくはありません。
私がそうなのです・・・
【教訓】投資は自己責任
買ってはいけない株を考えたときに、単純に儲かっていない銘柄には投資しないという当たり前の理由があります。
しかし、世の中にはいろんな情報が飛び交っており、例えばパイオニア株の場合は、株式投資の某雑誌で横綱銘柄で紹介されました。
このような理由で、いつもなら投資しない銘柄に投資してしまうことって、誰にでもあるかもしれません。
でも投資は自己責任です。
いろんな情報を手に入れることは、とても大切なことだと思います。
雑誌などで紹介されている
- おすすめ銘柄!
- 今年急騰する銘柄!
- 絶対勝てる銘柄!
などがそうでしょう!
そういった銘柄を入手することは大切なことなのですが、その後に
ということを自分で確認することのほうが大切です。
とっても当たり前のことなのですが、投資は自己責任ということになります。
これを忘れてはいけませんね。
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【銘柄選定方法!】買ってはいけない株
今回の結論になります。
銘柄選定方法として、買ってはいけない株を考えてみました!
☞ 結論
儲かっていない会社の株は
買ってはいけない!
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純利益に注目すると、儲けているかどうかよくわかります。
純利益が安定してなかったり、赤字続きの会社は、投資の対象から除外するのが賢明でしょう。
特に直近年に赤字になっている会社は、要注意です。最悪、『上場廃止』という結末も頭の片隅に入れておきましょう。
株式投資は、とても素晴らしいことなのですが、投資先を間違えると大変なことになります。
今回は、パイオニアの株主として感じたことをまとめてみました。
自分を戒める意味も込めて・・・
読者の方には、株式投資を長く続けるために、是非参考にして頂ければと思います。
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