今回は、カサゴ釣りについて話をしようと思います。
カサゴ釣りと言っても堤防釣りと船釣りがあります。
堤防での釣り方、船の上での釣り方、両方に釣り方についてカサゴの上手な釣り方をお伝えしようと思います。
名称・呼ばれ方は、地方によって、カサゴとか、ガシラとか、言われます。大きいので、30cmくらいに成長します。20cm前後のものが、お店に並んでいます。
昨夜、釣ってきたカサゴです。
カサゴってどんな魚?
根魚で、海底の岩場などに身を隠しています。
雑食性で何でも食べます。旬は、冬と言われていますが、オールシーズン美味しく頂けます。特に、汁ものにすれば、とても美味しい出汁がでます。釣りは、温かい時期になれば浅瀬の堤防でも釣れるようになります。
釣り方のコツは?
堤防での釣り 夏、秋
海底の岩場に潜んでいることが多いので、基本は、底を狙います。竿は何でもOKです。仕掛けは、小アジ、イワシなどの小魚を釣るサビキ(ハリ5合~8合、幹糸2合程度)の下から1番目~3番目のハリにエビを掛けます。カサゴ専用の仕掛けでなくてもじゅうぶん釣ることが可能です。
錘は、底が取れる程度のものであれば、OKです。世帯主は、サビキセットについてるアミエビを入れるかごのまま使用しています。海底に着底したらそのまま10秒程度待ちます。カサゴがそのポイントにいれば、間違いなく食いついてきます。
カサゴは、目の前で動くものがあれば、口の中に入れてみるという性質があるので、エサは、エビ以外のものでも、大丈夫です。運よくヒットすれば、同じ場所に複数が潜んでいる場合も多いで、同じポイントで繰り返し釣ります。10秒程度待って、いなければ、50cm以上場所を変えます。これを繰り返します。
一度ヒットした場所は、ちょうどいい住処が存在している可能性があるので忘れないように覚えておきましょう。
沖での船釣り オールシーズン
基本は、堤防釣りと同じ考えになります。堤防釣りより型が大きいのが釣れるので、少し大きめの仕掛けにします。ハリ10合、幹糸4合程度。
堤防釣りとの違いは、船は止まっているように見えても、常に海流の乗って動いているので、仕掛けも同調して動いています。場所を変えるという意識は不要です。
そのかわり、着底後、海底の岩礁帯に引っかかると、すぐに仕掛けが引っ張られ切れる恐れがあるので、10cm程度リールを巻くようにします。そして、10秒程度待ちあたりがなければ、再度、糸を出して着底を確認し10cm程度リールを巻きます。ヒットするまで、この繰り返しになります。
ただし、岩礁帯に引っかかるのを恐れるあまり、リールを巻きすぎると、海底から仕掛けが離れすぎて、カサゴのヒット率は格段に低下します。
船は少しずつ海流に乗って動いており、また海底の浅い場所、深い場所もあり、このリール操作の微調整が必要なので、堤防釣りより難しい釣りになります。
まとめ
カサゴは、海底の岩場に潜んでいるます。
- 海底付近まで仕掛けを落とし、10秒程度ヒットするのを待つ。
- ヒットしなければ、50cm以上場所を移動する。
- 船釣りはリール操作の微調整が必要なので堤防釣りより難しい。
最後に
- ヒットした後は、素早く巻き上げてください。
- カサゴはハリにかかると、素早く岩場に逃げ込もうとします。
- 巻き上げが遅れると、岩場に逃げられはりついて出てこないようになります。
- こうなったら、巻き上げることが困難になります。
このカサゴは味噌汁で頂きました!
とっても美味しかった!
